イメージを白黒に手動で変換する

カラーイメージから白黒に変換するときに、彩度を下げるだけでなくより細かく制御したいときは、「白黒」調整コントロールを使用します。「白黒」調整コントロールでは、赤、緑、および青チャンネルを個別に調整することで、色調間の関係およびコントラストを調整することができます。白黒調整の効果は、カメラのレンズにカラーフィルタを取り付けて、白黒フィルムを撮影するときの効果に似ています。

図。 「白黒」調整の前と後のイメージ。

「白黒」調整コントロールを使いこなすには、意図した効果をイメージ上で実現できるまで、「赤」、「緑」、および「青」パラメータの値を何度も変えてみることが重要になります。

参考: イメージのハイライトが明るくなりすぎないように、赤、緑、および青チャンネルの合計を 100 パーセント以下に抑えながら調整することをお勧めします。

「白黒」コントロールを使ってカラーイメージを白黒に変換する

  1. 写真を選択します。

  2. 「調整」インスペクタまたは「インスペクタ HUD」の「調整」パネルに「白黒」コントロールが表示されない場合は、「調整を追加」ポップアップメニューから「白黒」を選択します(または Control + M キーを押します)。

  3. 「赤」、「緑」、および「青」パラメータコントロールを使用して、カラーチャンネルの混合、イメージの色調間の関係、およびコントラストを調整します。

    図。 「調整」インスペクタの「白黒」領域のコントロール。

ブラシを使って、白黒調整を特定のイメージ領域に適用することもできます。詳しくは、ブラシ調整を適用するを参照してください。