複数の Mac で自分のフォトストリームを入にすることについて

複数の Mac で同じ iCloud アカウントに対して自分のフォトストリームを入にすることができます。複数の Mac で自分のフォトストリームを入にして写真を自分のフォトストリームにアップロードすると、アップロードには、「iPhoto」のイベント情報または「Aperture」のプロジェクトの情報と階層が含められます。受信するアプリケーションの「iCloud」環境設定で「自動読み込み」が入になっている場合は、イベントまたはプロジェクトの情報が以下のいずれかの方法で渡されます:

  • ある Mac の「iPhoto」からアップロードされた写真が、別の Mac の「iPhoto」にプッシュされる:写真のプッシュ先の iPhoto ライブラリにその写真の元のイベントの複製が含まれている場合、写真はそのイベントに配置されます。イベントの名前が変更されている場合でも同じです。同じイベントが写真のプッシュ先の iPhoto ライブラリに表示されない場合は、新しいイベントが作成され、写真の元のイベントと同じ名前が付けられます。

  • ある Mac の「iPhoto」からアップロードされた写真が、別の Mac の「Aperture」にプッシュされる:Aperture ライブラリに新しいプロジェクトが作成され、写真の元の iPhoto イベントと同じ名前が付けられます。

  • ある Mac の「Aperture」からアップロードされた写真が、別の Mac の「iPhoto」にプッシュされる:iPhoto ライブラリに新しいイベントが作成され、Aperture ライブラリ内の、写真の直接の親項目と同じ名前が付けられます。たとえば、写真が元々「旅行」という名前のプロジェクトの最上位にあった場合は、「旅行」という新しいイベントが「iPhoto」に作成されます。写真が元々「2011 年のクリスマス」という名前のアルバムにあって、そのアルバムが別のアルバムまたはプロジェクト内にある場合は、新しい iPhoto イベントには「2011 年のクリスマス」のアルバムと同じ名前が付けられます。

  • ある Mac の「Aperture」からアップロードされた写真が、別の Mac の「Aperture」にプッシュされる:写真のプッシュ先の Aperture ライブラリにその写真の元のプロジェクトまたはアルバムの複製が含まれている場合、写真はそのプロジェクトまたはアルバムに配置されます。プロジェクトとその下位フォルダおよびアルバムの名前または構造が変更されている場合でも同じです。プロジェクトまたはそのアルバムが写真のプッシュ先の Aperture ライブラリに存在しない場合は、プロジェクトの階層が複製され、写真は元の場所に配置されます。

参考: 写真を「iPhoto」または「Aperture」にプッシュすると、写真は iCloud によって、写真の元のイベントまたはプロジェクトの UUID(Universally Unique IDentifier)と一致する UUID がある iPhoto イベントおよび Aperture プロジェクトにダウンロードされます。ほかのライブラリのイベントまたはプロジェクトと同じ名前で手動で iPhoto イベントまたは Aperture プロジェクトを作成した場合は、それらのイベントまたはプロジェクトが一致として認識されません。一致するイベントまたはプロジェクトを作成するには、イベントまたはプロジェクトをあるライブラリからコピーしてもう一方のライブラリのイベントまたはプロジェクトと結合する必要があります。