ボールトを作成する/アップデートする

ファイルのバックアップを作成する前に、ボールトを作成し、そのボールトにハードディスクを割り当てる必要があります。ディスクをボールトに割り当てると、そのボールトを使用してライブラリ全体のバックアップが作成されます。複数の追加のボールトを作成してハードディスクをそれらに割り当てれば、それぞれにライブラリの完全なバックアップを記録できます。

「ボールト」パネルを表示する

以下のいずれかの操作を行います:

  • 「ウインドウ」>「ボールトを表示」と選択します(または Shift + R キーを押します)。

  • 「ライブラリ」インスペクタの下にある「ボールトを表示」ボタンをクリックします。

新しいボールトを作成する

  1. 以下のいずれかの操作を行います:

    • 「ファイル」>「ボールト」>「ボールトを追加」と選択します。

    • 「ライブラリ」インスペクタの下にある「ボールトアクション」ポップアップメニューから「ボールトを追加」を選択します。

      図。 「ボールト」パネルのコントロール。

      ボールトにバックアップが作成される管理対象ファイルの数と、取り込まれない参照ファイルの数を示すダイアログが表示されます。

  2. 「続ける」をクリックします。

  3. 「ボールトを追加」ダイアログで、ボールトの名前を入力し、そのボールトを保存する場所を選択して、「追加」をクリックします。

新しい空のボールトが「ボールト」パネルに表示されます。

重要: 写真を確実に保存するために、別々の外部ハードディスクドライブを各ボールトに割り当てるようにしてください。

新しい空のボールトをアップデートする

ボールトは、新規作成された時点で空です。ボールトを新規作成したら、すぐにアップデートする必要があります。

  • 「ボールト」パネルで、ボールトの名前の右にある「ボールトの状況」ボタン をクリックします。

ボールトに割り当てられているハードディスクを表示する

  • 「ボールト」パネルで、ボールト名の横にある、三角形の情報表示ボタンをクリックします。

    図。 各ボールトに割り当てられているハードディスクを表示する三角形のボールト情報表示ボタンが開いている「ボールト」パネル。

ボールト名の横の表示から、ボールトを使用できる空き領域を簡単に確認できます。ライブラリの完全なバックアップを作成し、新しい写真を読み込むにつれてライブラリのサイズが拡張していけるようにするために、ボールトには十分なディスク領域を割り当てるようにしてください。

接続されているボールトをすべてアップデートする

  1. 以下のいずれかの操作を行います:

    • 「ファイル」>「ボールト」>「すべてのボールトをアップデート」と選択します。

    • 「ボールト」パネルで、「すべてのボールトをアップデート」ボタンをクリックします。

  2. 表示されるダイアログで、「アップデート」をクリックします。

既存のボールトをアップデートする

  1. 「ボールト」パネルで、アップデートしたいボールトを選択します。

  2. 以下のいずれかの操作を行います:

    • 「ボールトアクション」ポップアップメニュー から「ボールトをアップデート」を選択します。

    • ボールト名の横にある「ボールトの状況」ボタンをクリックします。

  3. 表示されるダイアログで、「アップデート」をクリックします。

ボールトを完全に削除してその情報を消去する

バックアップシステムを再構成する必要がある場合は、ボールト全体とその写真をすべて削除することができます。この操作は、バックアップボールトをもっと容量の大きなハードディスクに移動し、現在のハードディスクドライブからそのボールト情報を削除してそのドライブを別の目的に使いたい場合に、利用できます。

  1. 「ボールト」パネルで、削除したいボールトを選択します。

  2. 以下のいずれかの操作を行います:

    • 「ファイル」>「ボールト」>「ボールトを削除」と選択します。

    • 「ボールトアクション」ポップアップメニュー から「ボールトを削除」を選択します。

    ボールトを削除するかどうかを確認するダイアログが表示されます。

  3. 以下のいずれかのボタンをクリックします:

    • 削除して消去:このボタンをクリックした場合には、ボールトが監視されなくなり、ボールトのファイルもハードディスクから削除されます。

    • 削除:このボタンをクリックした場合には、ボールトが監視されなくなりますが、ボールトのファイルはハードディスクに残ります。