赤目を削除する
イメージの被写体の目に見られる赤目効果を軽減するには、「赤目」ツールと「赤目修正」調整コントロールを使用します。「赤目」ツールを使って赤目をターゲットに設定すれば、「赤目修正」コントロールを使ってターゲットオーバーレイの半径と感度を調整できます。ターゲットオーバーレイ領域に含まれる赤いピクセルの彩度が小さくなることで、赤目効果が軽減されます。
「赤目」ツールを使って赤目を削除する
写真を選択します。
-
写真をフルサイズで表示するには、ツールストリップまたはフルスクリーン表示のツールバーの「ビューアを拡大/縮小」ボタンをクリックします(または Z キーを押します)。
写真がフルサイズ(100%)で表示されるように設定すると、イメージの拡大/縮小により詳細がぼかされるのを避けることができます。
-
ツールストリップまたはフルスクリーン表示のツールバーの「赤目」ツール を選択します(または E キーを押します)。
ポインタがターゲットに変わって、「赤目 HUD」が表示されます。
-
次のいずれかの方法で「赤目」ツールのターゲットのサイズを変更します:
-
「赤目 HUD」の「半径」スライダをドラッグします。
スクロールジェスチャを使います。
-
-
イメージ内の赤目をクリックし、その上に「赤目」ターゲットオーバーレイを置きます。
「赤目」ターゲットオーバーレイ内の赤いピクセルの彩度が小さくなります。
手順 4 を繰り返して、イメージに含まれる赤目をすべて修正します。
「赤目」ターゲットオーバーレイを切にした状態で修正済みのイメージを表示するには、ツールストリップまたはフルスクリーン表示のツールバーの「選択」ツール を選択します(または A キーを押します)。「赤目」ターゲットオーバーレイを再度入にするには、ツールストリップまたはフルスクリーン表示のツールバーの「赤目」ツール を選択する(または E キーを押す)か、または「調整」インスペクタまたは「インスペクタ HUD」の「調整」パネルで「赤目ツール」ボタン をクリックします。
既存の「赤目」ターゲットオーバーレイのサイズを変更する
「赤目」ターゲットオーバーレイのサイズは、イメージ上に置いた後で調整できます。
-
イメージをフルサイズ(100 パーセント)で表示するには、ツールストリップまたはフルスクリーン表示のツールバーの「ビューアを拡大/縮小」ボタンをクリックします(または Z キーを押します)。
-
「赤目」ターゲットオーバーレイをクリックして選択します。
手のアイコンが表示され、「赤目」ターゲットオーバーレイを選択できる状態になります。
-
「調整」インスペクタまたは「インスペクタ HUD」の「調整」パネルの「赤目修正」領域で、「半径」パラメータコントロールを使ってオーバーレイのサイズを変更します。
「赤目」ターゲットオーバーレイの感度を調整する
写真で赤目をターゲットに設定すると、ターゲットオーバーレイの円の中の領域の彩度が自動的に下がります。このとき、選択される領域が少し大きすぎたり小さすぎたりすることがあります。たとえば、まぶたの皮膚の数ピクセルが含まれていたり、瞳孔の数ピクセルが選択されていなかったりします。このような問題が発生する場合は、「感度」パラメータを調整することで、彩度の調整の対象となる領域を変更できます。たとえば、「感度」スライダを左に 1 目盛ドラッグすると、「赤目」ターゲットオーバーレイの対象となる領域の半径が 1 ピクセル小さくなります。「感度」スライダを右に 1 目盛ドラッグすると、1 ピクセル大きくなります。
「赤目」ターゲットオーバーレイをクリックして選択します。
-
「調整」インスペクタまたは「インスペクタ HUD」の「調整」パネルの「赤目修正」領域で、「感度」パラメータコントロールを使って「赤目」ターゲットオーバーレイ内で彩度を下げる領域を調整します。
「赤目」ターゲットオーバーレイを移動する
「赤目」ツール を選択し、移動したい「赤目」ターゲットオーバーレイ上に「赤目」ツールのターゲットを置いて、手のアイコンになるまで待ちます。
-
「赤目」ターゲットオーバーレイを被写体の目の上の適切な位置にドラッグします。
「赤目」ターゲットオーバーレイを削除する
以下のいずれかの操作を行います:
-
イメージ上で「赤目」ターゲットオーバーレイを選択して、「調整」インスペクタまたは「インスペクタ HUD」の「調整」パネルの「赤目修正」領域で「削除」ボタンをクリックします。
-
Command キーを押しながら「赤目」ターゲットオーバーレイをクリックします。