メタデータの操作の概要
適用されている調整の種類、カメラによって記録された情報、写真の説明情報など、写真に関する情報はメタデータと呼ばれます。「Aperture」では、3 種類のメタデータを操作します:
Exchangeable Image File データ:シャッタースピード、F 値、写真が撮影された時刻、カメラ機種、GPS データ(対応しているカメラの場合)など、撮影時にカメラによって記録されてイメージファイルに保存された情報です。
「Aperture」で適用するデータ:バージョン名、カラーラベル、フラグ、キーワード、写真が読み込まれた日時、写真に適用された調整の種類、写真が公開された方法と場所など、「Aperture」内で追加する情報です。
International Press Telecommunications Council データ:キーワード、見出し、コピーライト情報その他の情報をイメージファイルに埋め込むために、フォトグラファーやメディア組織によって使用される標準のデータです。IPTC メタデータは、「Aperture」で表示および変更できます。
参考: 「Aperture」で GPS データを操作する方法について詳しくは、撮影地の概要および写真の位置情報を表示するを参照してください。
メタデータは、次の 3 個所のいずれかで表示できます:
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「情報」インスペクタ
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ブラウザおよびビューアで写真の下に表示される見出し形式のオーバーレイ
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メタデータツールヒント(ブラウザまたはビューアで写真の上にポインタを置いたときに表示されるフローティング情報ウインドウ)
オーバーレイの表示/非表示を切り替えることができます。写真のバージョン名と見出しが表示される基本オーバーレイ表示を表示するように選択することも、写真のレート、バッジ、絞りの設定、シャッター速度などの情報が表示される拡張オーバーレイ表示を表示するように選択することもできます。また、任意の組み合わせのメタデータを表示するために、カスタムオーバーレイ表示を作成することもできます。
ビューア、ブラウザのグリッド表示とフィルムストリップ表示、およびブラウザのリスト表示用に、それぞれ異なるメタデータオーバーレイ表示を選択できます。表示されているメタデータの種類が分かりやすいように、メタデータと一緒にラベルを表示することもできます。
参考: ビューアのメタデータ表示に関する選択は、フルスクリーン表示で写真と一緒に表示されるメタデータにも反映されます。ブラウザのグリッド表示のメタデータ表示に関する選択は、フルスクリーン表示のフィルムストリップおよびフルスクリーン表示のブラウザモードでサムネールイメージと一緒に表示されるメタデータに反映されます。