レート設定のワークフロー
写真のレート設定をワークフローに組み込むことによって、大量の写真をより優れた写真だけに絞り込むことができます。特に写真数が少ない場合などは、選考プロセスを 1 段階で終えることもできます。写真数が多い場合には、レート設定と選別を何段階かに分けて行う必要があります。
写真のレート設定を複数の段階に分けて行うことで、写真編集プロセスを慎重に進めることができます。一定の規則で写真にレートを設定し、特定のレート以下の写真を非表示にしていくことによって、最終的に最も優れた写真を作業対象にできます。
複数の段階に分けて写真にレートを設定するための推奨ワークフローを次に示します。
複数の段階に分けて写真にレートを設定する
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最初の段階では、明らかに使用できないすべての写真に「不採用」のレートを割り当てます。
「フィルタ HUD」が、レート未設定またはそれ以上の写真を表示する設定(デフォルト設定)になっている場合は、「不採用」の写真がただちに非表示になります。
次の段階のレート設定では、1 つ星以上に値するすべての写真に、プラスのレートを割り当てます。レートが定まらない写真はレート未設定のままにします。
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レート未設定の写真をすべて隠すには、「フィルタ HUD」を表示し、検索条件として 1 つ星以上のレートを指定します。
1 つ星以上のレートの写真だけがブラウザに表示されます。
次の段階のレート設定では、1 つ星よりも良いすべての写真に、2 つ星のレートを割り当てます。
「フィルタ HUD」で検索条件を変更して、レートが 2 つ星以上の写真だけを表示します。
次の段階のレート設定では、2 つ星よりも良い写真に、3 つ星のレートを割り当てます。
「フィルタ HUD」で検索条件を変更して、レートが 3 つ星以上の写真だけを表示します。
次の段階のレート設定では、3 つ星よりも良い写真に、4 つ星のレートを割り当てます。
「フィルタ HUD」で検索条件を変更して、レートが 4 つ星以上の写真だけを表示します。
次の段階のレート設定では、最も優れた写真に 5 つ星(「選択」)のレートを割り当てます。
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「フィルタ HUD」で、5 つ星のレートを指定します。
「選択」のレートの写真だけがブラウザに表示されます。これで、注目に値する写真だけに焦点を絞り込むことができます。
プロジェクトで一連のスマートアルバムを設定することもできます。この場合、各スマートアルバムが「不採用」から「選択」までのレートを表します。プロジェクトで写真にレートを設定すると、各スマートアルバムのレートに一致する写真がそれぞれ収集されます。その後、各スマートアルバムの写真を見直して、写真がそのスマートアルバムのレートカテゴリに属していることを確認できます。写真のレートを徐々に変更していくと、設定したスマートアルバムの内容も動的に変更されて、各スマートアルバムのレート設定に対応する写真が収集されます。
スマートアルバムの操作について詳しくは、新しいスマートアルバムに写真を収集するを参照してください。