スタックを作成する
スタックは、「Aperture」が自動的にスタックを作成するように指定するか、手動で作成するという 2 つの方法で作成できます。たとえば、スポーツイベントなどで一連の写真を短時間に連続して撮影した場合や、ライティングや露出による違いを考慮して写真をブラケット撮影した場合には、それらの写真をまとめて表示できると便利です。「Aperture」では、写真を撮影したときにカメラによって記録されたメタデータに基づいて、これらの写真を自動的にスタックに分類することができます。
「Aperture」では、同じ写真の新しいバージョンを作成するときに、それらを自動的にまとめることもできます。
写真を自動的にスタックに分類する
「ライブラリ」インスペクタで、スタックに分類したい写真を含むプロジェクトまたはアルバムを選択します。
「スタック」>「自動スタック」と選択します(または Option + Command + A キーを押します)。
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「イメージを自動スタック HUD」のスライダをドラッグして、1 つのスタックに取り込む連続撮影の最大間隔を指定します。
スライダをドラッグすると、指定した間隔に基づいて、ブラウザ内の写真がスタックに分類されます。たとえば、関連する一連の写真を 15 秒間隔で撮影することが多い場合は、スライダを 15 秒に設定します。
スタックを確認して、間隔を調節した方がよいかどうかを判断します。
参考: 「読み込み」ブラウザで写真を手動で選択して、スタックへの分類やスタックからの解除を行うこともできます。この場合は、ブラウザで写真のスタック操作を行うときと同じコマンドおよび手順を使用します。
新しいバージョンスタックを自動的に作成する
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「Aperture」>「環境設定」と選択するか、Command +カンマ(,)キーを押します。
「Aperture」の「環境設定」ウインドウが表示されます。
「一般」ボタンをクリックしてから、「新しいバージョンを自動的にスタック」チェックボックスを選択します。
スタックを手動で作成する
写真を読み込んだ後は、それらのイメージをすぐに確認して、明らかに技術的な問題または内容の問題があるイメージについては削除するようにしてください。その作業が済んだら、残った写真にレートを設定する前に、それらをスタックに分類することをお勧めします。写真を手動でスタックに分類しておけば、写真を大まかに整理してその概要を把握しやすくなります。この状態でレートを設定すれば、より細かく正確な作業を行うことができます。
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ブラウザで、スタックに分類したい写真を選択します。
Shift キーを押したまま隣接する写真をクリックするか、Command キーを押したまま隣接していない写真をクリックして、複数の写真を選択できます。
ヒント: 一続きの写真をすばやく選択するには、一方の端にある写真を選択し、Shift キーを押したまま←キーまたは→キーを押して、ほかの写真を選択していきます。
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「スタック」>「スタック」と選択します(または Command + K キーを押します)。
選択した写真がスタックに分類され、グレイの領域で結び付けられます。「スタック」ボタンは、ブラウザの現在のピック写真の左上部分にオーバーレイとして表示されます。必要に応じて、ピック写真を変更したり、スタック内の写真を並べ替えることができます。
選択した写真をスタックから解除する
スタックの作成後に「編集」>「取り消し」と選択するか、あるいはスタック内の写真を選択して「スタック」>「スタック解除」と選択します(または Shift + Command + K キーを押します)。