「ライブラリ」インスペクタを使って写真を整理する

読み込んだ写真はすべて、「ライブラリ」インスペクタで利用できます。「ライブラリ」インスペクタは、「Aperture」のメインウインドウ左側の「インスペクタ」パネルにある 3 つのインスペクタの 1 つです。「ライブラリ」インスペクタには、写真を整理するためのコンテナ（プロジェクト、フォルダ、アルバム）が表示されます。

「ライブラリ」インスペクタには、ライブラリ内の項目を表示するためにいくつかの方法が用意されています。たとえば、「ライブラリ」インスペクタの上部にある「プロジェクト」を選択すると、プロジェクト別に整理された写真を表示することができ、「撮影地」を選択すると、ライブラリ内のすべての写真の撮影地を表示できます。詳しくは、「ライブラリ」インスペクタの概要を参照してください。

「ライブラリ」インスペクタでフォルダ、プロジェクト、またはアルバムを選択すると、右側のブラウザとビューアにイメージが表示されます。

写真をブラウザとビューアに表示する

ブラウザとビューアは、作業スタイルに合うように並べ替えることができ、いずれか 1 つだけを表示したり、一度に両方表示したりできます。メインウインドウのレイアウトを変更するには、ツールバーの右側にあるレイアウトボタンをクリックします。

ブラウザレイアウトでは、サムネールイメージのグリッドが表示されます。

ブラウザのサムネールイメージをダブルクリックすると（またはツールバーの「ビューア」ボタンをクリックすると）、「ビューア」レイアウトに切り替わって、選択した写真がより大きなフォーマットで表示されます。ビューアでは、写真をフルサイズで確認したり、複数の写真を並べて比較したりできます。

ビューアの下にあるツールストリップのツールを使って、写真を調整したり操作したりできます。詳しくは、ツールストリップの調整ツールを操作するを参照してください。

ビューアとブラウザを同時に表示するには、ツールバーの右側にある「分割表示」ボタンをクリックします。

「Aperture」のウインドウの設定を変更する方法について詳しくは、メインウインドウのレイアウトを変更するを参照してください。

写真をフルスクリーン表示にする

写真をフルスクリーン表示にし、黒い背景の上に劇的に投影して、詳細な調整や比較を行うこともできます。フルスクリーン表示にはさまざまな表示レイアウトが用意されており、選択した写真の大きなフォーマットで表示したり、サムネールを表示したり、プロジェクト別に写真を表示したりできます。詳しくは、フルスクリーン表示の概要を参照してください。

写真に関連付けられているメタデータを表示する

操作中の写真を識別しやすくするために、写真に関連付けられているメタデータがビューアに表示されるように設定することができます。キーワード、レート、EXIF 情報、IPTC 情報などを表示できます。また、これらの情報を写真の下に表示するか、写真の下部に表示するかを指定できます。

また、ビューアで写真と一緒に表示する情報表示を 2 つ（基本と拡張）まで指定することもできます。たとえば、一方の表示にはレートだけが表示されるように構成し、もう一方の表示には写真に関連付けられているすべての IPTC 情報が表示されるように構成できます。2 つの表示を切り替えることで、写真と一緒に表示される情報を変更できます。

ビューアでのメタデータ表示の操作について詳しくは、メタデータオーバーレイの概要を参照してください。